ビリヤードをしていて、撞くたびに毎回フォームに違和感を覚えて構え直したりしていませんか。
フォームを安定させるコツをお教えします。
1. フォームが安定しない理由
フォームが安定しない大きな理由として、「何気なく撞いている」ということがあげられます。
ブリッジの形、スタンスの位置、グリップの場所など、それぞれ一つ一つにそうする意味があるのに、それを考えないことはビリヤードの上達にとって大変なロスです。
ただみんながそうしているから、上級者からこうした方がいいと言われたから、というのでは上達にはほど遠いでしょう。
なぜそうしなければならないのか、なぜそう教えてくれたのかを考えながら数をこなし、フォームを作っていくとだんだんと固まっていくものです。
わからなければもちろん人に聞いて、自分なりに納得できる答えを探しましょう。
2. フォームを安定させるために
頭では理想のフォームが出来上がっていているのに、ショットごとに違う感覚になりそれがずっと修正できないまま終わってしまうという人もいると思います。
自分のなかでフォームに対するチェック項目が少ないため、どこを気にすればよいのかがわからないまま撞いてしまうのが原因です。
上級者はすでに無意識に自分のフォームのクセがわかっているので、少しでも違和感があるときは自分の中のチェック機能を働かせて修正していくのです。
いままでそういうことに無頓着だったプレーヤーは、良いときのフォームと悪いときのフォームを動画に撮って、悪いときは何が違うのかを探してみることをおすすめします。
昔と違ってスマホで簡単に動画撮影できる時代ですので、使わない手はありません。
ビリヤード仲間がいればその人に撮影してもらって客観的にチェックしてもらうのもいいでしょう。
その上で自分なりのチェックポイントを見つけて、ショットごとにチェックしていけばフォームの安定化につながると思います。
3.ルーティンワーク
フォームを安定させるコツの一つにルーティンワークがあげられます。
ショットするたびにチョークをタップに塗ることやフォームをセットするまでのアプローチ、ストロークのスピードや回数など、ルーティンは1ショットの中でも複数あります。
自分のなかで欠かせないルーティンを見つけ、それをショットごとに繰り返すこともフォームの安定に繋がっていきます。
いかがだったでしょうか。
フォームを安定させるためには数多く撞くことももちろん必要ですが、主体的に考えながらこなしていくことが上達への近道ですね。
ビリヤード場で上級者のプレーを見ていると、自分のフォームに目線を移しチェックをしている姿が見られます。
そういうところを観察するのもビリヤードの楽しみの一つですね。