今回は、色々なブリッジがある中で、メカニカルブリッジの組み方と使い所を紹介します。
他のブリッジとは違い、器具を使ったブリッジなので特殊ですが、ビリヤードをするうえで、非常に大事なブリッジなので、よく読んでください。
簡単なようで、意外に難しいのがこのメカニカルブリッジを使ったショットです。
1. メカニカルブリッジの使い方
手玉に、手が届かない・・・。ショット出来ないという時に使うのがメカニカルブリッジです。
あまり、初心者しか使わないみたいな、いいイメージがないこのブリッジですが、プロもしっかりと、ビリヤードゲームで使うブリッジですよ。
ワンショットを大事にするには、基本的なメカニカルブリッジの使い方を知り練習することが大事です。
使い方ですが、手玉が遠くにあって、普通にショット出来ない時に出番なのがメカニカルブリッジです。
まず、手玉をしっかりと見て、キューの位置を決めます。キューの角度から20°~30°ぐらいの所に利き手の反対の手でメカニカルブリッジを持ちます。
メカニカルブリッジの中央のくぼみにキューを乗せて、利き手で、キューの柄尻を持ち撞きます。
2. メカニカルブリッジの注意するところと使い所はここだ!
基本的には、メカニカルブリッジは、テーブルの上に置いた状態で使用します。
もちろん、動いてしまうと、ショットの安定性が悪くなるので、しっかりと手で押さえましょう。
キューとの角度をつけるのも大事です。角度がないと、キュー先がぶれないようにするためです。くぼみの高さの違いも、下撞きか上撞きか、撞くポイントの高さの違いで使い分けましょう。
的玉の状態によっては、メカニカルブリッジを持って、ショットする場面もあります。その時は、脇を締めて、メカニカルブリッジが動かないように、しっかりと持ちましょう。
キューの使い方にも、注意してくださいね。キューの柄尻を、親指、人差し指、中指の3本で握り、軽く、引いて、押すイメージでショットしてください。
あまり、強くすると、キュー先がぶれて、しっかりとポイントを撞けないので、大事なときに失敗することになります。
強く出来ないということは、高度なショットは難しいので、短い距離の確実なポケットが必須なときに出番だと思います。
簡単そうな、ブリッジですが、ブリッジの向き、キューの向きなどが、しっかり、出来ていないとポケット出来ませんので、練習は必要です。
やはり、ビリヤードの基本ブリッジはスタンダードブリッジですので、これも出来るように練習しましょう。