ビリヤードでは、キューボールに意図的に回転をかけることで、その動きを操作することがよくあります。

こちらでは、ビリヤードのイングリッシュについて考え、練習方法をご紹介します。


1.ビリヤードのイングリッシュとは何か?

ビリヤードでいうイングリッシュとは、ひねりのことです。

これは、キューボールの右側や左側を撞くことで作り出すことができます。

もちろん厳密には、キューボールを時計のように考えると、9時や3時だけでなく、5時とか7時もあり得ます。




このようにキューボールの中央でなく、端を撞くことで回転がかかり、キューボールの動きにバリエーションが出てきます。


2.イングリッシュを撞く時のポイントは

ビリヤードのイングリッシュを撞く時には、どのようなキューアクションが求められると思いますか?

強く撞いた方がいいでしょうか?

キューのストロークはどうでしょうか?

イングリッシュとはひねりなので、結構キューのパワーがないとうまく回転がかからないと考えがちなんですが、実際はそうではないんです。

イングリッシュを撞く時には、キューをブリッジギリギリまで動かすのではなく、その半分だけにします。

そしてキューボールを撞くのも、半分の距離で止めておきましょう。

ブリッジギリギリまで引くのが10、キューを撞く時に全部押し出すのが10だとしたら、5だけ引いて5だけ押し出すのです。

これは一番重要なポイントです。

なぜ10引いて10押し出さないのでしょうか?

その理由は、キューにパワーをつけすぎると、ボールが的球に向かうべきなのに、横にそれていく、ブレが大きくなってしまうからです。

キューボールの端を撞いているわけですから、中央を撞いているのとは違った動きをするはずですよね。

キューにパワーを込めるだけが、ポケットに的球を入れる方法=上達ではないということですね。


3.イングリッシュの練習方法

イングリッシュの練習方法としては、まずはストレートショットです。

キューボールと的球の距離が長くなるほど、キューボールはそれて的球に当たりにくくなります。

ですから、自分の手からひじくらいの距離で練習していきます。

これはボールのブレが出にくい距離です。

この距離にキューボールと的球を置き、左側なら左側、右側なら右側にイングリッシュをかけていきます。

まずはキューボールに回転がかかる時の感覚を身に付けることから始めます。

プレーヤーによって右側の方がよく回転がかかるとか、左側の方がよく回転がかかるとかクセのようなものが分かります。

イングリッシュのマスターは一朝一夕にはいきませんが、自分のクセが分かれば、ゲームでも応用できるかもしれません。

ビリヤードはとにかく練習するしか上達の道はありません。

イングリッシュは簡単なものではありませんが、キューボールの上部や下部を撞くショットにもリンクしていますから、練習してみて損はないでしょう。