ビリヤードを始めたら上達したいと思うのは、誰しも同じですが、いつもビリヤード場に通うわけにもいかないでしょう。
ここでは、自宅でできる上達のための練習方法をご紹介します。
1.キューを肌身離さず過ごす
ビリヤードをする際に、常に自分と一緒なのがキュー。
これがなければ、ボールを打つことができません。
まさに一心同体、自分の分身のようになってくれるものです。
自宅にいる時は、できる限りキューを握って持ち歩きます。
立てて持つときは、キューの先、ティップの付いている方を上にしましょう。
キューを寝かせて少し動かせるくらいのスペースでは、キューを前後に動かします。
体を前方に倒す必要はありません。
これをすることで、キューにより慣れることができ、キューのどこを握ればバランスよくキューを扱えるのかが分かるようになります。
キューの重みもうまく感じられ、心地よくなります。
全ては、キューが教えてくれるのです。
2.全ての基本はストレートショット
ビリヤードのゲーム中、ストレートショットに出会う確率は多いとはいえません。
しかしながら、どんなに角度のついたボールであっても、そのボールのストレートショットがどんなものであるか分からなければ、入れることはできません。
ストレートショットを自宅で練習するには、まずキューを真っ直ぐ動かす練習が一番です。
用意するのは、中味が空いた500mlのペットボトルや瓶。
それをテーブルと同じくらいの高さの台に寝かせて置きます。
口は自分の方に向けてください。
あとは、ストレートショットのボールを打つようにキューを前後に動かします。
慣れないと、ペットボトルや瓶の口にキューが当たってスムーズにいきません。
スタンスやブリッジの調整をしながら、キューがスムーズに動くようにしていきます。
慣れてくれば、シュッシュッとリズムよくできるようになるでしょう。
キューはしっかり中まで入るようにします。
必ず、ボールを打つときのように、キューを2~3回前後に動かしてから、後ろ側でポーズした後打つようにします。
ペットボトルや瓶を打っていても、ボールを打つときのように練習することで、テーブルでのプレイにつながってきます。
目標は100回ですよ。
1日何度でも、体がストレートショットを打つ体になるまでしてみてください。
3.イメージトレーニングをする
自宅でテーブルなしで練習することとともに、せっかくですからイメージトレーニングもしておきましょう。
好きなビリヤード選手はいますか?
昨今では動画投稿サイトYouTubeでも、ビリヤードの試合や練習風景が数多く投稿されています。
リズムよくキューを動かしてボールを打つ、選手のキューの動き、スタンスを見てみましょう。
全てを鵜呑みにして真似する必要は全くありません。
いつでも同じ動きでボールを打つことが大切なのです。
ルーティーンの徹底ですね。
自分がプレイしているのを想像しながら、見てみましょう。
動画を見たら、必ず、キューを握り、素振りをする練習に戻りましょう。
想像を実践につなげることが大切です。