ポケットビリヤードにおいてサイドポケットは、一般的にはコーナーポケットよりもポケットするのが難しいと言われます。

それが理由で、ジャパンナインボールと呼ばれる点数をつけるビリヤードのゲームにおいては、サイドポケットはコーナーポケットの倍の点数がもらえます。

難し目のサイドポケットを攻略すれば、確実に一歩上達といえるでしょう。


1. 狙える場所

コーナーポケットは、邪魔な球がなく、ポケット、的球、手玉の作る角度が90度以上あれば、基本的にはどのような配置でも狙うことが可能です。




それに対し、サイドポケットは狙える配置に制限があり、それがサイドポケットの難しさの理由です。

サイドポケットを狙える配置は、的球の位置に依存します。

狙いたいサイドポケットと反対側の長クッション、両脇にあるコーナーポケットを直線で結ぶと、台上に三角形が3つできます。

この3つの三角形の内、反対側の長クッションを含む三角形が囲む範囲がサイドポケット可能な的球の位置です。

厳密に言えば、その範囲からすこしだけ外れてもポケット可能ですが、相当に精度の高いショットが要求されますので、選択肢がない時以外は狙わないほうが良いでしょう。


2. サイドポケットの狙う点

コーナーポケットは、基本的にポケットの中心点に的球が行くように狙いますが、サイドポケットも同じように中心点を狙うと、配置によってはサイドポケット両脇に出ている「角」に弾かれます。

つまり、配置によって狙う点が変わります。

この点の設定の仕方は、実際に的球を置いて、サイドポケットにポケットする状況をシュミレーションするのが一番です。

サイドポケットの幅も、コーナーポケットと同じく球2つ分の幅を持っていますが、サイドポケットから角度が付けば付くほど、その幅は狭まります。

的球とポケットを、キューを置くなどして直線で結び、ポケットのどの点を狙うとちゃんとポケットできるかを、練習時にしっかに確認しましょう。


3. サイドポケットを狙う練習

ポケットビリヤード台には、短クッションに3つ、長クッションに6つのポイント(ダイヤモンド)が設置されています。

まず、短クッションの真ん中のポイント同士を直線で結びます。

次に長クッションのポイントを、上で作った直線と直交するように結びます。

これらの直線でできた交点が計6つ出来ますが、この上に的球を配置し、これらをサイドポケットにおさめる練習をしましょう。

端にいけばいくほど難度が増していきますので、自身の上達度に応じて練習メニューを組みましょう。

利き腕や感覚の問題もあるので、対称性があるとはいえ、上下を反対にした練習も必ず行ってください。