ビリヤードゲームにおいて、撞点は非常に大事な要素です。
ビリヤードを上達するには、手玉の動きをコントロールする必要があり、コントロールするには、撞点は必ず、理解しなくてはいけません。
今回、その撞点について、ご紹介しますので、よく読んでください。
1.撞点とは
ビリヤードにおいて、どんなゲームも真っ直ぐ撞くということは一番大事です。しかし、ゲームを構成するのに、押し球、引き球、ひねりなどは、とても重要な要素と言えます。
その、ショットをするのに、手玉の撞いたポイントのことを撞点といいます。
撞点のポイントは、主なものが9つ。
1 中心撞き (手玉の中心)
2 押し球 (手玉の上部:12時)
3 引き球 (手玉の下部:6時)
4 左ひねり (手玉の左側:9時)
5 右ひねり (手玉の右側:3時)
6 左ひねり押し球 (手玉の左側:10時30分)
7 右ひねり押し球 (手玉の右側:1時30分)
8 左ひねり引き球 (手玉の左側:7時30分)
9 右ひねり引き球 (手玉の右側:4時30分)
以上が、撞点です。
2.球の性質
球の撞点を右側にして撞くと、手玉は右回転し、クッションした際に、右側へ跳ね返る性質。
左側を撞くと、手玉は左回転し、クッションすると、左側に跳ね返る性質を持っています。その性質を理解し、撞点を理解してください。
ただし、撞点をいくら、理解して撞いたとしても、真っ直ぐ撞けないと、元も子もなく、イメージ通りに撞くことは出来ないのです。
撞点を理解するには、短いクッションに向かって、まず、真っ直ぐ撞いてみてください。
それが、真っ直ぐ返ってくるようであれば、先ほどの撞点に代えて、同じように真っ直ぐ撞いてください。
すると、撞いた場所によって、手玉の動きに変化がある事がわかると思いますので、そのことを理解し,撞点を覚える練習をしてください。
ひねりの具合によって、位置を中心から少しずつずらしますが、ずらす距離はタップ1つ分を目安にしてくださいね。
3.撞点のまとめ
ビリヤードの手球の動きというのは、撞点の存在する分、すべてにありますが、まずは、確実に真っ直ぐ撞けることが大事です。
真っ直ぐ撞けているかどうかを、判断するには、上で説明した練習方法をやって、自分の調子を確認してください。
撞点をどう活用するかは、経験でしかわからない、難しい面もありますので、日々の練習を頑張ってください。