ビリヤードにおいて、女性は男性に比べて若干ハンデがあります。
それは、身体の大きさの問題です。

ビリヤード台の高さに関しては、床面からテーブルまでの高さが750mm~800mmと決められているので、球の配置によっては、身体の小さい人にとってはどうしても撞きづらくなるわけです。

そんな女性が上達するための練習、フォームを考えてみましょう。


1. ブリッジ

ビリヤードにおいて、ブリッジの安定感は何よりも大切ですが、これは身体の大きさ、手の大きさにはあまり関係がありません。




安定感は、スタンダードブリッジでは中指と小指、オープンブリッジでは人差し指と小指が約90度前後に開いてるかが重要です。

手が小さい女性でも、この角度を作ることができれば、十分に安定したブリッジをつくることができます。

尚、スタンダードブリッジにおいて、人差し指が短くて、キューと手の摩擦によりスムーズなキュー出しができない場合は、オープンブリッジになります。

スタンダードブリッジよりも安定感が減りますが、しっかり練習すれば同じくらいの安定感を実現することは可能です。


2. 足

身長が低いと、球の配置によっては非常に撞きづらくなります。
ですので、身長が低い女性は、フォームにもすこし工夫が必要です。

それは、足を広げ過ぎないことです。

一般的なフォームでは、右足と左足は肩幅よりもおおきく開きます。
この方がフォーム全体が安定するからです。

しかし、足を開けば開くほど腰の位置もさがり、結果上半身全体が下がります。
こうなると、身長が低い場合、球の配置も見難くなりますし、また撞きづらくもなってしまいます。

従って、足を広げ過ぎず、肩幅くらいにしてみましょう。

この状態で腰を曲げると、最初は少し痛いかもしれませんが、徐々に慣れていきます。


3. キュー

女性は、キューの選び方にも気をつけましょう。

長さに関しては、やはり短めのキューの方が使いやすいようです。
長過ぎるキューを使うと、重心からキューを握る場所までが遠くなりすぎて、ストロークが安定しません。

重さは、さほど気にする必要はないので、女性だからといって、軽いキューを選ぶ必要はありません。

軽すぎるキューを選ぶと、ショット時のキュー先のブレがおおきくなり、先球が定まりにくくなったり、撞点がブレたりします。


4. ストローク

基本的には、利き腕の方の肘を中心とした振り子運動です。

ところが、中には振り子運動よりも大きく振る人もいます。
これは、より長くキューを出し、的球にかける回転のキレを高めるためです。

しかし、体が小さい女性がこれをすると、ストロークが安定しにくくなってしまいます。

少なくとも初心者の頃は、体が小さい人は特に、振り子運動だけにとどめておきましょう。

もちろん、上達の過程で振り子運動よりも大きな動きに変えていくのは問題ありません。